朝方は雷を伴う雨が降っていました。
水分を吸って、雨後の筍のようにニョキニョキでてきた、宮城野萩の新芽です。
宮城県仙台市の土産の定番といえば「萩の月」。萩は仙台に縁のある花です。長野県の方には「山萩」のほうが馴染みがあるようです。昨年の秋、紫色の宮城野花が満開の際には、これは何の花ですか?と何度か質問を受けました。
仙台市出身の院長に「萩と言えば?」と聞くと必ず「宮城野萩。仙台人にとっては当たり前だよ」と言います。山萩のほうがピンとこないようです。
雪解けが進んでいた浅間山では、雨ではなく雪が降ったようです。夕方に撮影したので大部消えていますが、朝は真っ白でした。
雨が降ったことで春へ向かって加速する植物と、季節が戻ってしまう山頂。その自然の対比が面白くて写真に残しました。