2006年4月8日に上棟立ち会いを予定していたので、設備工事の関係の方達は追い込みの作業でした。コンセントの位置、吸排気口の位置、ドアの間口の広さ等々、点検事項は星の数ほど。レントゲンや内視鏡などの医療器械を設置するための特殊な加工も必要になります。三井ホームの担当のSさんに御願いして、上棟前の事前打ち合わせを設けて頂きました。
3月14日14時、建築士さん、現場監督さん、電気、水道、空調、医療器械のメーカーさん、自動ドアのメーカーさん、セキュリティー会社の方、インテリアコーディネーターさん、消火器のメーカーさんまで、とにかくあらゆる業種の方々に集まって頂きました。 15、6名はいらしたでしょうか。三井ホーム佐久営業所の2階フロアー全部のスペースを使っての大会議が始まりました。
各業種が集まると、何か1つの疑問が発生した際、「これはこうした方がいいよ」と直ぐにアドバイスを頂戴し、修正変更することができます。意外にな所に見落としはあるものですからね。
メーカーさんは担当箇所が終われば帰れますが、最初からズーッと気を抜けなかったのは電気工事のH野さんでした。どの設備も電気配線を必要とします。水道の蛇口でさえもです。普段は現場で働いているので、打ち合わせに参加する機会は殆どないH野さん。会議が終わるとフラフラになっていました!よほど堪えたたのでしょうか。「クリニックの工事はさとうクリニックさんで最後にした、もうやらない」と話していました。冗談だと思いますけど・・。
この打ち合わせの結果を図面に反映し、それに基づき工事をして頂いていたので、上棟立ち会いはとてもムーズに終わりました。院長はコンセントの位置にかなり拘っていましたから、大きな問題はなく視認確認ができました。縦横無尽にクリニック内部を這い回る配線工事をほぼお一人で手掛けてくださったH野さんのご尽力のお陰です。お世話になりました!
2006年4月前半の写真は追記に載せました。
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