2007年05月10日

1枚50sの石膏ボード

上棟立ち会い」の続きです。

三井ホームさんの社内検査が終わると貼られるシールです。2006年4月13日に上棟検査、18日に防水検査が行われました。

検査のステッカー


床下にもたくさんの電気配線や給水設備の配管が通っています。壁や天井にロックウールの断熱材を詰め、その上に防湿機密フィルム(黄色のビニールのような物)を貼ります。更に、合板や石膏ボードを取り付けます。

給水用の配管    天井にも梁
洗面室にある床下点検口    待合室の天井

手術室 レントゲン室の入り口
手術室               レントゲン室の入り口

待合室や診察室などは一般住宅と同じ工法ですが、レントゲン室は特殊な仕様になります。放射線が漏れないように、天井と壁全部に、鉛ボード(鉛を裏打ちした石膏ボード)を貼ります。照明や換気口も鉛板や鉛テープで徹底的に覆います。鉛ボードは1枚50sの重さです。約8畳のレントゲン室の内部に貼るだけでも丸一日かかりました。

4月はこの様な工事でした。少しずつ現在のクリニックの形に近づいてきました。
posted by クランベリー at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 開業までの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする