2008年08月03日

院長より、開業2周年に寄せて

尿漏れや頻尿の殆どは、人の生死に関わる問題ではありません。しかし、日常生活が制限される大きな問題です。「すこし恥ずかしいけど専門の先生に相談してみよう」 と不安げに訪れた人が、「もっと早く来れば良かった」 と笑みを浮かべて診察室を後にする・・ そんなクリニックを作りたいと思って開業しました。

 開業して2年、さとう泌尿器科クリニックは私の理想通りのクリニックになったと思います。例えば、尿流動体検査(膀胱機能検査)件数は2年間で125件。おそらく長野県内では信州大学についで2番目でしょうし、検査の質では負けていないと思います。検査件数が多ければいいというものではありませんが、世界中の排尿障害専門医と較べられても恥ずかしくないレベルの診療ができていると自負しています。

 入院設備がないため、手術は日帰りでできるものしか行っていませんが、女性の尿失禁に対する尿道内コラーゲン注入療法は11例施行、10例で満足できる結果を得ています。男性の排尿困難に対する尿道ステント留置術は13件施行、12例で満足できる結果を得ています。

 排尿障害だけではなく、癌の診療にも力を入れています。例えば、前立腺癌の診断に不可欠な前立腺生検はこれまで69件行い、結果31人の患者さんに対して最も適切と思われる治療を行っています。

 開業当初は、同業者(近隣の開業医さん)からの紹介で受診する患者さんが多かったのですが、最近はいわゆる口コミで来院される方が多くなりました。クリニックとしては大変うれしいことで、これはスタッフのおかげだと思っています。
 病気を治療する上で、患者さんが病状を理解し納得している状態とそうでない状態とでは、同じ治療法でも効果は違ってきます。人には感情があるからです。当クリニックのスタッフはそのことを知っています。医療事務は来院した患者さんを笑顔で迎えて不安を取り除きます。看護師は自信に満ちた態度で処置に当たり、患者さんが医師である私には質問しにくかった小さな疑問に的確に答えてくれます。結果、患者さんはクリニック全体を信頼し、良い方向に向かっていく というわけです。

 明日の記事では、久しぶりにスタッフによる生の声を掲載します。


posted by クランベリー at 20:12| Comment(2) | TrackBack(0) | Dr.さとうから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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