gremz
2年ほど前だったと思います。院長が「オーケストラ」(原題 Le Concert)というフランス映画に嵌りに嵌りました。
ソ連時代の圧政で解雇されたロシアの元天才指揮者と、共に音楽界を追われた演奏家たちとフランス人の若き女性バイオリニストが、ロシアの交響楽団に成り済ましてパリ公演を行うまでのストーリです。映画のクライマックスシーンで演奏されるのが、チャイコフスキーの
バイオリン協奏曲です。この映画のDVDのお陰で、私は毎晩毎晩毎晩・・・、大音量のオーケストラ演奏を聴くこととなりました。
子供の頃から音楽に親しんでいた院長なので、バイオリンにもすっかり心を奪われ、「レッスンを受ける!」と言い出しました。佐久市内でバイオリン教室を探しに行き、案内書を貰ってきました。仕事がある身では実際にレッスンに通うことは実現困難で、数ヶ月の後、バイオリン熱も冷めました。
院長が昨日とある場所に行ったら、偶然、プロのバイオリニストの方に会ったのだそうです。「僕もバイオリンが好きなんです」と話かけ「それでは折角なので!」と楽器の構え方を教えて頂いたと、大喜びして帰ってきました。
〜 撮影者 プロのバイオリニスト 〜
今でも機会があればバイオリンを弾いてみたいそうです。何処で練習するの?と私が聞くと「レントゲン室がいいんじゃない。あの部屋ならドアを閉めきれば音は漏れにくいと思うよ」と院長は言います。厚さ5ミリの鉛板に囲まれている部屋ですから、バイオリン初心者の騒音対策にはうってつけかと思います。
posted by クランベリー at 21:03|
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