2009年11月05日

お背戸

gremz 省エネ



立科町にあるカタクリと野草の寺。季節毎にたくさんの花で彩られていましたが、先日の寒さで紅葉も終わってしまったようです。落ち葉を燃やしているのでしょうか。白い煙がゆらりと立ちのぼっていました。

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しずかなしずかな 里の秋  お背戸に木の実の 落ちる夜は

ああ 母さんと ただ二人 栗の実煮てます 囲炉裏ばた



明るい明るい星の空  鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は

ああ父さんの あの笑顔  栗の実食べては 思い出す



お寺を眺めていたら、里の秋という童謡が頭に浮かびました。ところで、おせどって何?おせど??
皆さんご存じですか。気になるので調べてみました。

おせど お背戸は「裏山」「裏木戸」という意味らしいです。秋が深まった山里の静かな生活の様子を唱っているのだなーと、浸っていたら、歌詞はそれだけではありませんでした!

この童謡の3番と4番の歌詞です。

きれいなきれいな椰子の島 しっかり護って下さいと
ああ父さんのご武運を 今夜も一人で祈ります

大きく大きくなったなら 兵隊さんだよ うれしいな 
ねえ母さんよ 僕だって 必ずお国を 護ります


昭和16年太平洋戦争直前の頃に戦意昂揚の歌として作られました。戦後に日本の復興を誓う歌として大ヒットしましたが、3番と4番の歌詞は抹消されたそうです。その後いろいろな経過を経て3番は次のような歌詞に変更されました。

さよならさよなら 椰子の島  お舟にゆられて 帰られる
ああ父さんよ 御無事でと 今夜も母さんと 祈ります
 

ただ単に秋のに栗を食べてる親子の歌ではなかったのですね。
 

本文との関係は希薄ですが、お寺の周囲で撮った写真です。
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ラベル:立科町
posted by クランベリー at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶のみ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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