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先日開通したクリニックの前の道路原東1号線は、将来、中部横断自動車道の中佐都インターへ通じるアクセス道路であり、佐久市における北幹線の主要道路に位置づけられます。
この道路は沿線の住環境の維持向上を図るため、広い幅員の歩道が整備されました。ウォーキングやベンチを利用してのストレッチ等、健康増進のためにも活用されます。
日照や通風などを確保したオープンスペースは、街路樹などによる都市景観を形成する役割もあるので、細かな美化・維持管理が不可欠です。そこで佐久市はアダプトシステムを取り入れ、樹木の管理や清掃美化活動を地域住民にして頂き、その活動を通じて住民相互の交流を深める機会とし、住みよい地域作りに結び付けたいと考えられているようです。
アダプトシステム 聞き慣れない言葉ですよね。市民と行政が協働で公共空間を美化していくという取り組みです。アダプトadaptは英語で養子にするという意味でアダプトシステムでは公共空間を市民の養子に見立て、市民が里親となって養子(公共空間)の世話(美化・管理維持)を行い、それを行政が里親の活動を支援するのだそうです。
支援の流れとしては、
@事業協力者(市民)は佐久市に活動の申し込みをする
A市民と佐久市は活動内容を協議する
B協議内容を反映した協定書を取り交わす
C市民は佐久市に1年間の活動計画書を提出する
D佐久市は市民に必要な道具・材料を支給または貸し付けをする
E市民は佐久市に1年間の活動報告書を提出する
と、なります。
このアダプトシステムによる活動が4月25日の早朝に行われることとなり、地域の担当者の方が予め、院長を訪ねて来られました。
「先生は25日は参加して貰えますか。よかったら、街路樹の作業じゃなくて交通整理をしてほしいのだけれど」
他の人達と一緒に肥料を施す等の作業をするつもりでゴム手袋を準備していた院長に、ハイ!と手渡されたのは、ジャンパーと帽子院長は今年も地区の交通委員なので、そっちの任務に当たって欲しいということなのでした。
里親さん達の活動は次の記事で。
ラベル:佐久市
行われていました。
活動が発展していくためには、住民が道路に
愛着を持ち続ける事が不可欠と思います。