gremz
待合室の東側の窓から入る光。
ことクリニックに於いては、南側や西側に面した大きな窓は不要だと私は思います。その窓からの採光や景観を望んだとしても、患者様のプライバシーを確保するためには、カーテン等で視界を遮る必要があったりします。真夏など、陽射しが強いからと遮光したのでは折角作った窓が意味をもたなくなってくるからです。大きな窓ガラスは冬場は室内の温度を奪うことにもなります。
外部からの影響を遮りつつ、閉塞感のない医院設計が必要だと思います。当院では朝の早い時間帯だけブラインドを下ろせば、あとは窓の弊害を気にする必要はありません。この時期の西日からも全く影響を受けないような設計になっています。
先日、完成した道路からクリニックをみて
嬉しくて喜んしまいました。
待合室の椅子もいい色になり、4年間の患者様の笑顔が思い浮かびます。
医院、ご自宅に不都合ございましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
これからも宜しくお願い致します。
かつて設計の打ち合わせをしていた頃、「待合室に
木の椅子を置きたいと考えていますが、この広さなら
何脚くらい置けるでしょうか?」
などど図面を見ながらお話していた事が懐かしく
思い起こされます。
毎年少しずつ椅子の座面には小さな傷が増えています。
それこそが当院の歴史だと思えて嬉しい気持ちで
眺めています。
医院本体には、改善改修が必要な箇所は今のところ
ありません。4年が過ぎ改めて
三井ホームさんにお願いして本当に良かったと
感じております。