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軽井沢町発地(ほっち)。町の南部に位置し、別荘地やリゾート開発とは無縁と思えるような田園風景が広がっています。この一帯には、路傍の神、野の仏、石碑など発地の里で暮らす人々と密接に関係するいしぶみがたくさん残っています。
私が心を寄せたのは、いしぶみの歴史的背景はだけでなく、その多くが浅間山を見晴らせる場所に建っているということにでした。
文化二年、徳川十一代将軍の頃に建てられた庚申(かのえさる)の塔。発地橋の近くにあります。
発地の農地の殆どが現在は休耕田。きっと皆様が思い浮かべるであろう軽井沢のイメージとは懸け離れた風景でしょうが、浅間山が最も美しく見える場所の一つです。発地の浅間とも言われています。
「杉瓜入り口」というバス停の横にある三体の石仏。左側は千手観音のようです。
ラベル:軽井沢町