2011年03月15日

クリニックの現況

gremz 地球温暖化


東北関東大震災の発生後も当院では通常通りの診療を行っていますので御安心下さい。

11日14時46分頃地震発生時は院長は診察室で患者様を診療していました。午後の早い時間で待合室には2.3人の患者様だけでしたので、院内が混乱するような事はありませんでした。仙台出身の院長故に揺れにも慣れおり、椅子に座って体をユラユラさせながらも話を続けていたそうで、机の下に潜り込んだりはしていません。但し、揺れながら「地震の少ない佐久市でこれだけゆれるのだから震源地はきっと宮城県のほうだ!」と感じたそうです。宮城県沖地震は近い将来99%起こると言われていますから、仙台は酷い事になったのでは!と考えながら診察をしていたわけです。発生直後に仙台に住む母と無事が確認できたのは、今思うと奇跡だったと言えるでしょう。

翌12日の朝一番に院長は自分の車のガソリンを満タンにしてきました。(私の車は丁度給油したばかりだったので焦ることはありませんでした)午前中の診療も問題無く終わりました。この日も奇跡的に電話が繋がりましたが、全ての交通手段が遮断されているので仙台の実家に帰ることができず不安ではありました。

13日は日曜日なので診療はありません。携帯電話以外に自宅の固定電話にも連絡が入るかもしれないと予測したので、殆ど家にいました。クリニックの隣のガソリンスタンドには23時の閉店まで給油に並ぶ車の列が続いていたのが、佐久市内でも不便な生活が始まる予兆だったのでしょう。

14日月曜日、隣のガソリンスタンドには燃料切れを告げる紙が貼られていました。栃木県の那須に住む知人から那須にはガソリンも商品も無い!と連絡を受け、佐久市でも物流が止まるかもと感じた私は午前中の早い時間にスーパーに行きました。普段よりも多い買い物客によって陳列棚がドンドン空になっていきます。長野県は中部電力の管轄なので節電の緊迫感は正直薄く、ライフラインが確保されているのだから日常生活の支障は少ないだろうと油断していました。燃料不足は停電と同じくらい重大な事なのだと私はスーパーで初めて気づきました。
ガソリンが無ければスタッフが通勤できない、灯油が無いと暖房ボイラーを稼働できない。ガソリン不足が長引けば患者様の通院も困難になる・・。物流が止まれば院長にご飯を食べさせてやれない!?

昼休みに入ろうとしていたスタッフに市内の状況を伝え、給油すること、御家族のために食料を確保することを優先させました。「幸い10~20リットルは給油できたが満タンは無理だった」とスタッフから聞きました。
他に心配したのは当院の灯油切れです。信州はまだ寒く暖房を切るわけにはいきません。でも次の灯油の配達が未確定な状況では仕方がない・・。19時過ぎに院長と二人で家電店に行き(歩いて)電気ストーブを3台買い、暖房ボイラーの電源を切ることにしました。灯油の使用は給湯だけになるので、随分節約できるはずです。

そして今朝から3台の電気ストーブと1台の手持ちのオイルヒーターをフル稼働させて院内の暖を取っています。最高気温が10℃を超えていますし、抜群の高断熱高気密を誇る?建物なので何とか寒さを凌いでいます。

医薬品の品薄感も出始めましたが、普段どおりの診療を行えております。予約の時間通りに患者様が来院されて笑顔で帰院される。当たり前のクリニックの光景が当たり前に存在することが本当に有り難いと思えるのです。


※仙台市内は14日の夜から電気が復旧し固定電話の通話もほぼ回復しました。(水道はまだ、仙台の佐藤家はオール電化)地震発生直後から毎日両親と連絡がとれていた奇跡にも感謝しています。


posted by クランベリー at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | クリニックのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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