2007年06月26日

中庭の工事

2回目の造作家具の搬入」の続きの記事です。

天気が味方してくれて外壁塗りは無事に進行し、更に汚れ防止のトップコートを吹き付け、3日間に渡る作業は終了しました。

中庭の壁から仕上げて頂いたので、最初にブルーシートが外されました。
ブルーシートで覆われていた時 中庭の足場を外す


足場が撤去されてからの作業です。クリニックで唯一、床暖房にしたので(融雪のため)熱線が引かれました。そこに生コンを流して表面を均します。
熱線を敷く さらに生コンを追加

院内にはタイルを貼った場所が幾つかあります。タイル選びは楽しかったけれど、中庭部分は難航しました。設計図を考える段階から、ここには水盤を置くつもりだったので、それが映えるタイルはどんな色調なのか、随分考えました。土のイメージでダークブラウンにするか、赤茶色の煉瓦にするか・・・。
ある時、○藤○恵さんという洋菓子研究家の本を思い出しました。○藤さんは週末だけ自宅の中庭をカフェとして開放しており、その写真がレシピ本に載っていました。インテリアコーディネーターのOさんとの打ち合わせの際、その本を持参し、ページを開いた瞬間、Oさんと私と、このタイルしかない!と閃きました。
方向性が決まれば、カタログの中から似たようなタイルを探すのはお手の物のOさん。直ぐにサンプルを取り寄せ決定したのが、現在の白いタイルです。

白いタイルを貼ります

メテオールというテラコッタ調の輸入タイルで、縁が直線ではなくゆる〜く波打っています。表面はざらっとしていて、何ともいえない質感です。壁面のタイルとも良く似合います。このタイルを探し当てたのは、Oさんと私の自慢です!(この写真では伝わり難いかも)

2005年の春から中庭の構想1年。それもこれも、約7年前に出会ったメダカが泳ぐ寄せ植えを置きたかったからです。こうして渾身の中庭は完成しました。
posted by クランベリー at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 開業までの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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