2007年07月27日

医療事務より 保険証提示について

よく医療機関の受付窓口や待合室の辺りに「月に一度、保険証の確認をします」と、掲示されているのを目にされる方は多いと思います。当クリニックも「月が変わったら必ず保険証をご提示ください」と提示しています。「健康保険が変わっていないのになぜ毎月受付に出さなければいけないの・・・?」と思われる方もいらっしゃると思いますし、私自身も医療事務の仕事を始めるまでは保険証の大切さをあまり感じることもなく過ごしていました。再診の時など保険証を持たずに受診し「次回の来院時には保険証を持ってきてくださいね」と受付の方に言われることもありました。それが逆の立場になってビックリ!医療事務の仕事を始めてから本当に保険証は大事だと思いますし、保険証の大切さを身にしみて感じます。

「なぜ保険証が大事なのか・・・」「国民皆保険制度」がとられている日本では原則として何らかの医療保険制度に加入することになっています。この医療制度は各々の加入者からの保険料を財源として病気などに対して給付を行うといった仕組みになっていて、保険証は保険者(国や健康保険組合)に保険料を支払うことにより交付される証です。

ですから、保険証を医療機関へ提出することによって保険診療を受けることができ、保険の種類により患者様からは実際にかかった医療費の一部(1割〜3割)を会計でいただいています。
残りの医療費は保険者が負担しています。その医療費を保険者に請求するのが、診療報酬請求業務です。請求するためには診療報酬明細書(レセプト)という書類を提出して行います。

レセプトは患者様ごとに作成し、一ヶ月の医療費(診察、投薬、検査、注射など)を点数に置き換え計算し、作成します。レセプトができたら医療事務スタッフと院長で内容の確認、点検を行い、それからレセプトの合計を記載した診療報酬請求書を作成し、レセプトと一緒に綴じて請求します。医療事務の中でも重要な仕事です。このように作成したレセプトも審査を受け、不備などが見つかりますと医療機関に戻されます。これを「返戻」といいますが、この「返戻」の中でも多いのが保険の受給資格についてのものです

例えば、

・ 勤務先、住所が変更して保険が変わっている。
・ 勤務先の保険番号が変わった。
・ 有効期限が切れている。

などです。「返戻」になりますと内容を再確認して、作成しなおし、再提出することとなります。

毎月、当クリニックでも保険証を確認させていただいているのは、返戻を防ぐためと、保険診療を行うには受給資格を確認しなければならない義務があるからです

患者様にはご面倒をお掛けいたしますが、月に一度の保険証確認にどうぞご協力お願いいたします。





posted by クランベリー at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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