尿が近い、夜中何度もトイレに行く、尿を我慢できない・・
排尿は人間にとってあまりにも当たり前な行為のため、尿トラブルがあっても放置しがちです。ここ数年、マスコミでこうした話題を取り上げてくれるようになり、良かったと思います。
尿がもれてしまう、腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁
我慢できないような尿意を催す 尿意切迫感
いろいろな原因で膀胱が勝手に縮んだり、過敏な働きをする 過活動膀胱
尿トラブルに関する専門用語はその原因、症状に応じてたくさんあります。院長の書いた「過活動膀胱の新聞記事」をご参照下さい。
バスや電車に乗る前、映画やコンサートの開演前、しばらくトイレに行けないかもと思うと、急にトイレに行きたくなる心因性の頻尿の場合もあります。当院でも日常生活でお困りの方のお手伝いをさせて頂いております。
毎週月曜日の午後1時〜3時、尿漏れ無料電話相談を実施しています。お気軽にどうぞ。さとう泌尿器科クリニック 0267-68-2233
今朝の番組の内容に話題をもっていきましょうか。
江戸幕府九代将軍徳川家重も頻尿で悩み、4qほどの通い道に3カ所も仮設トイレを設けたそうです。現代なら良い薬があるのに、当時の将軍職は大変だったろうなと思います。
脳脊髄液減少症患者のゆめと申します。
脳脊髄液漏れでも頻尿などの、
尿トラブルがでます。
泌尿器科の先生方にも
ぜひ、この脳脊髄液減少症の症状についても、ご理解いただきたいと願っています。
よろしくお願いします。
脳脊髄液減少症という概念は知っていましたし、頸椎捻挫の患者さんに膀胱機能検査を行ったことも数多くあります。
しかし、脳脊髄液減少症と膀胱機能障害を関連づけて診察したことは正直ありませんでした(言い訳になりますが、排尿障害の専門的診療に関しては、大学病院時代から開業するまで3年ほどのブランクあり)。
ここ1年で発表された論文を調べると、例えば脊髄損傷と膀胱機能に関する論文数が1624編あるのに比べ、脳脊髄液減少症と膀胱機能に関する論文数は10編しかありません。
困っている患者さんが多い分野ですので、おっしゃるとおり、同業者への啓蒙が必要と思います。私も10編の論文を手始めに勉強します。