真っ赤な南天の実。背景の白は雪の斜面です。
畳コーナーの竹の花入れには「しだれ柳」と餅花の飾りを挿しました。
この花入れは三日月の形がくり抜かれています。昨年末に煎茶道の先生から頂戴した物です。お茶の稽古を続けていた頃は初釜が終わってようやく新年を迎えた安堵感を覚えていました。昨年からは診療始めが新年の区切りになりました。
煎茶道はお抹茶に比べ、自由な気風があるので部屋のしつらえも「こうでなければならない」といった決まりはありません。流派によって多様なお茶の世界があります。私が畳コーナーに飾る物は殆どが茶道の稽古で使っていたものです。実際の茶会よりはくだけた飾り方をしていますが、身の丈に合った道具を持つことを心得ているので、これ位が丁度いいのです。
ラベル:クリニック インテリア