女性用はたくさん出回っていますが、 男性用は僅かな種類しかないようです。男性陣にも尿漏れの悩みはありますが、装着するのに抵抗があるのでしょうね。寝たきりでもないのに、そんなの着けられるか

以下「産経ニュース」の記事から引用しました。
ユニ・チャーム(東京)が50〜75歳男性2500人を対象に行った調査(2月実施)では、「ズボンを濡(ぬ)らすほどの尿漏れを週1回以上経験している」と答えた人は2・6%いた。同社ヘルスケア事業部、Bさんは「人口から推定すれば、尿漏れに悩む男性は国内で60万人はいるはず」と話す。
吸水パッドなどで対処している人はわずか4%。妻が気付いても、紙パンツなど“介護感”があるものは本人のプライドを傷付けるのを恐れて渡せないことも多いという。「『男も尿漏れするとみんなが知ってくれたらどんなに楽か…』
平成3年から男性用尿漏れパッドを販売している花王(東京)のサニタリー事業グループ、Aさんによると「軽失禁用品の国内市場は約100億円。このうち男性用は約2億円に過ぎません」
男性は女性のように生理用品を買う習慣がないうえ、男子トイレにはパッドを捨てるゴミ箱もない。また残尿漏れは気を付けて排尿すれば防ぐことができる。こうしたことで、尿漏れに悩む人は多いのに、ケア用品の使用者はなかなか増えないのだという。
「シェービング用品や育毛剤と同様に身近で使ってもらえる商品を、今後は開発していきたい」
「団塊の世代」が尿漏れに悩む年齢層になり、市場拡大を期待する声もある。ゴルフ場の更衣室で見られても安心な白十字の「無頼」は、団塊マーケットをかなり意識している。「“ちょい漏れオヤジ”は、実はたくさんいます。活動的な団塊世代のプライドを傷付けずに、気軽に買えるような商品を増やし、支持を獲得していきたい」